MXRエフェクターの買取相場・Phase 90
MXRは、Phase 90やDyna Compのように50年近く作り続けられている定番機と、EVH(エディ・ヴァン・ヘイレン)シグネチャーのような限定色の強いモデルが同居しているブランドです。買取相場も「現行の定番機は数千円台」「旧いスクリプトロゴ物は数万円台」と桁がひとつ変わるため、手元の個体がどちらなのかを型番と外観で確かめてから査定に出すのが近道です。ここでは公開されている買取価格表をもとに、型番別の目安を整理しました。
目次
MXRエフェクターの買取相場【型番別】
| モデル/型番 | 買取相場 | 出典 |
|---|---|---|
| M101 Phase90 | 6,500円 | 楽器買取Qsic |
| M290 PHASE 95 / M-290 | 7,800円 | 楽器買取Qsic |
| M102 Dyna Comp | 7,200円 | 楽器買取Qsic |
| M291 DYNA COMP MINI / M-291 | 8,200円 | 楽器買取Qsic |
| M104 DISTORTION+ 復刻版 / M-104 | 5,800円 | 楽器買取Qsic |
| M169 Carbon Copy Analog Delay | 10,600円 | 楽器買取Qsic |
| M299 Carbon Copy Mini / M-299 | 11,500円 | 楽器買取Qsic |
| M108S 10 Band Graphic EQ / M-108S | 11,000円 | 楽器買取Qsic |
| M133 micro amp / M-133 | 6,700円 | 楽器買取Qsic |
| M80 Bass D.I.+ / M-80 | 13,800円 | 楽器買取Qsic |
| M238 ISO BRICK / M-238 | 8,000円 | 楽器買取Qsic |
| CSP027 Timmy OverDrive | 11,400円 | 楽器買取Qsic |
| EVH5150 Overdrive / EVH-5150 | 15,300円 | 楽器買取Qsic |
| EVH117 / EVH-117 FLANGER | 13,000円 | 楽器買取Qsic |
| EVH90SE 35th Anniversary | 20,500円 | 楽器買取Qsic |
| KFKQZ1 Kerry King Q Zone | 13,000円 | LOOP |
| Dyna Comp Script(スクリプトロゴ) | 35,000円 / 34,500円 | 楽器買取Qsic・LOOP |
| Distortion+ Script(スクリプトロゴ) | 55,000円 / 47,000円 | 楽器買取Qsic・LOOP |
現行の定番機は、M101 Phase90が6,500円、M102 Dyna Compが7,200円と、いずれも1万円未満の水準に並んでいます。ディレイのM169 Carbon Copyが10,600円、ベース用プリアンプのM80 Bass D.I.+が13,800円と、単価が高めのモデルは1万円台に乗ってきます。
対して、スクリプトロゴの旧型は水準そのものが違います。Dyna Comp Scriptは35,000円・34,500円、Distortion+ Scriptは55,000円・47,000円と、同じ名前の現行機(M102 = 7,200円、M104復刻版 = 5,800円)の5〜9倍の数字が付いています。EVHシグネチャーも、EVH90SE 35th Anniversaryが20,500円と、通常のPhase 90より高い水準です。
相場に効く要因
MXRで相場が跳ねているのは、いずれも「作られた本数が限られているもの」です。スクリプトロゴ期のDistortion+・Dyna Compは1970年代の個体で、現行の復刻版とは別物として値が付いています。EVH90SEやKerry King Q Zoneのようなシグネチャー/アニバーサリー機も、通常ラインより上に位置しています。
裏を返すと、現行の量産機は型番ごとの差がそれほど大きくありません。M101(6,500円)とM290 PHASE 95(7,800円)、M108(7,300円)とM108S(11,000円)のように、世代やバージョン違いで数千円ぶんの差が出る程度です。この帯では、状態と付属品の有無のほうが最終的な金額に効いてきます。
デジタル系の機材は年々進化して型落ちが早いため、使わなくなったら早めに売るほうが有利とされています(オイクラマガジン)。
高く売るための準備
エフェクターの査定は減点方式で見られることが多く、電池式の機種は新しい電池を入れて動作確認してから出すのが基本です(Geek IN Box)。ボード裏に貼ったマジックテープの跡やホコリは、事前に落としておくだけで印象が変わります。
外箱・説明書・保証書(期限切れでも可)・純正アダプター・ゴム足が揃っていれば、そのまま一緒に出しましょう。特にスクリプトロゴのような旧い個体は、箱の有無でコレクター側の評価が大きく動きます。中古楽器全般では3〜4月の新生活シーズンと11〜12月が需要の高まりやすい時期です(ウリドキ)。
業者選びも相場を左右する
MXRのように「同じ名前で現行機と旧型が併存する」ブランドは、ロゴの書体や筐体の作りから年代を読める業者かどうかで査定額が変わります。スクリプトロゴ物を現行機と同じ扱いで見積もられてしまうと、数万円単位の差になりかねません。1社で決めず、複数社に見積りを取って比べるのが基本です。
同じ型番でも業者ごとにいくら違うかは楽器買取価格の複数社比較で確かめられます。ほかのブランドの相場はエフェクターの買取相場一覧に、業者選びの視点は「楽器買取業者の選び方」にまとめています。空間系・歪み系の定番については「BOSS・Strymonエフェクターの買取相場」もあわせてどうぞ。
※ 掲載している買取相場はあくまで目安です。実際の査定額は、機材の状態・付属品・年式や依頼する時期、業者によって異なります。
