Squierエレキギターの買取相場・JV
Squier(スクワイヤー)はFenderの普及ラインとして知られていますが、買取相場でいちばん動きが大きいのは1980年代前半に日本で作られた初期モデルです。シリアルナンバーの先頭がJV・SQ・Eのどれかによって査定額が数倍変わることがあり、「Squierだから安い」と決め打ちすると損をしかねません。ここでは公開されている買取価格表・買取実績をもとに、シリーズ/シリアル別の目安を整理しました。
目次
Squierエレキギターの買取相場【シリーズ・シリアル別】
| モデル/型番 | 買取相場 | 出典 |
|---|---|---|
| ソープバー/ソニック Vista黒色L型 | 70,000円 | イーストマウンテン |
| Venus Black Vista黒色 | 70,000円 | イーストマウンテン |
| ストラトキャスター SQシリアル版(CST-398) | 40,000円 | イーストマウンテン |
| ストラトキャスター Eシリアル版(SST-30) | 40,000円 | イーストマウンテン |
| ジャグマスター Vista黒色L型 | 33,000円 | イーストマウンテン |
| ストラトキャスター Aシリアル版(SST-30) | 30,000円 / 20,000円 | イーストマウンテン |
| テレキャスター Classic Vibe '60s | 30,000円 | イーストマウンテン |
| ムスタング Classic Vibe '60s | 30,000円 | イーストマウンテン |
| SST-30 JVシリアル | 25,000円 | ギター高く売れるドットコム |
| ジャズマスター Classic Vibe '60s | 21,000円 | イーストマウンテン |
| ストラトキャスター Classic Vibe '60s | 16,200円 | イーストマウンテン |
| TELECASTER Custom | 16,000円 | ギター高く売れるドットコム |
| ソープバー/ソニック Vista黒色短型 | 15,000円 | イーストマウンテン |
| ストラトキャスター Lシリアル版(SST-33) | 10,000円 | イーストマウンテン |
| ストラトキャスター Mシリアル版(SST-33) | 10,000円 | イーストマウンテン |
| ストラトキャスター Oシリアル版(SST-33) | 10,000円 | イーストマウンテン |
| ジャグマスター Vista黒色短型 | 10,000円 | イーストマウンテン |
| Sonic Mustang | 8,000円 | イーストマウンテン |
| Mini Jazz Master | 6,000円 | イーストマウンテン |
| テレキャスター Affinity Series | 5,000円 | イーストマウンテン |
| ジャズマスター Affinity Series | 4,800円 | イーストマウンテン |
| ストラトキャスター Affinity Series | 4,400円 | イーストマウンテン |
いちばん上に来るのは、1990年代のVistaシリーズのうち黒のL型ボディ個体で、ソープバー/ソニックとVenus Blackがそれぞれ70,000円。次いで初期の日本製ストラトキャスターで、SQシリアル版(CST-398)とEシリアル版(SST-30)がともに40,000円、Aシリアル版が30,000円・20,000円です。同じ形のギターでも、Lシリアル・Mシリアル・Oシリアル版(SST-33)は10,000円と、4分の1の水準になります。
現行ラインでは、Classic Vibe '60sがテレキャスター30,000円・ムスタング30,000円・ジャズマスター21,000円・ストラトキャスター16,200円。入門向けのAffinity Seriesは4,400〜5,000円で、Mini Jazz Master(6,000円)やSonic Mustang(8,000円)も1万円未満です。
相場に効く要因
Squierで金額を決めるのはシリアルナンバーです。初期のJV・SQ・Eシリアル期と、その後のL・M・Oシリアル期とでは、上の表のとおり数倍の開きがあります。ネックプレートやヘッド裏のシリアルを確認してから査定に出すかどうかで、結果がまるで変わる可能性があります。
そのうえで、Vistaシリーズのような生産期間の短いラインが上に振れます。同じVistaでも「黒色L型」と「黒色短型」で70,000円と15,000円の差があり、仕様の違いがそのまま価格差になっています。現行のClassic Vibeは1万円台〜3万円台、Affinityは5,000円前後という並びです。
Fenderは製造国で USA>Mexico>Japan の順に評価される傾向があるとされますが(楽器の買取屋さん)、Squierでは上の表のとおり初期シリアルの個体が現行ラインより上に来ています。ブランドの一般論をそのまま当てはめない方がよい領域です。
高く売るための準備
まずシリアルナンバーを控えておきましょう。ヘッド裏またはネックプレートに刻印されており、先頭のアルファベットが年代の手がかりになります。査定を依頼するときにシリアルを伝えられると、話が早く進みます。
そのうえで、ボディとネックの汚れを落とし、全ポジションで音が出るか、ジャックにガリがないかを確認します。純正ハードケース・保証書・説明書・元箱、トレモロアームや六角レンチが揃っていれば加点材料です(楽器の買取屋さん)。中古楽器全般では、3〜4月の入学・新生活シーズンと11〜12月に需要が高まりやすいとされています(ウリドキ)。
業者選びも相場を左右する
Squierは「普及ライン」という先入観で一律に安く扱われやすいブランドです。だからこそ、シリアルから年代と製造国を読める業者に出せるかどうかが、そのまま金額の差になります。専門知識を持つ楽器専門店のほうが、レア個体の価値を正確に評価しやすいとされています(2nd STYLE)。1社の査定額で判断せず、複数社に見積りを取ってください。
業者ごとの価格差は楽器買取価格の複数社比較で確かめられます。他ブランドの相場はエレキギターの買取相場一覧、業者選びの視点は「楽器買取業者の選び方」にまとめました。本家の相場は「Fenderエレキギターの買取相場」もあわせてどうぞ。
※ 掲載している買取相場はあくまで目安です。実際の査定額は、楽器の状態・付属品・年式や依頼する時期、業者によって異なります。
