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MXR・Electro-Harmonixなど定番エフェクターの買取相場

同じブランドのエフェクターでも、買取額は数千円から9万円台まで開きます。差を生むのは、ブランド名よりも「どのモデルか」と「どの世代か」です。この記事では、MXR・Electro-Harmonix・Line6・tc electronic の4ブランドについて、当サイトが収集して出典を確認した相場をそのまま載せます。

BOSS と Strymon は別の記事に分けてあります。先にそちらを見たい方は BOSS・Strymonエフェクターの買取相場 へどうぞ。

MXR:復刻品は数千円、スクリプトロゴは数万円

MXR は同じ名前のペダルに、新旧で10倍近い価格差がつくブランドです。収集データでは次のとおりでした。

モデル 買取相場 出典
M101 Phase90 7,000円 楽器買取Qsic
M102 Dyna Comp 7,200円 楽器買取Qsic
M104 DISTORTION+ 復刻版 / M-104 5,800円 楽器買取Qsic
Distortion+ Script 55,000円 / 47,000円 楽器買取Qsic、LOOP
Dyna Comp Script 35,000円 / 34,500円 楽器買取Qsic、LOOP

M104 の復刻版が 5,800円なのに対し、Distortion+ Script は 55,000円と 47,000円の2つの数字が並んでいます。2つ目の数字は別の業者の実勢です。同じ個体でも業者によって数千円から1万円近く違う、という見方になります。

スクリプトロゴとは、初期の MXR に刻まれていた筆記体のロゴです。現行品のロゴと見比べて、古いタイプかどうかを確認してください。押し入れで眠っている古い MXR は、確認する価値があります。モデル別の詳細は MXRエフェクターの買取相場・Phase 90 にまとめています。

Electro-Harmonix:ビッグマフは世代で値段が変わる

Electro-Harmonix の中心は Big Muff 系です。収集データから、同じ系列で値段が割れている例を挙げます。

  • BIG MUFF Army Green:38,000円(楽器買取Qsic)
  • RAM’S HEAD BIG MUFF:7,200円(楽器買取Qsic)
  • Triangle Big Muff PI:5,400円(楽器買取Qsic)
  • NANO BIG MUFF:5,500円(楽器買取Qsic)
  • LITTLE BIG MUFF:4,500円(楽器買取Qsic)

Army Green は 38,000円で、小型のNANOやLITTLEの7倍前後です。サイズ違いの現行品は5,000円前後に集まり、特定の世代だけが突き抜けています。

ビッグマフ以外では、HOG が 30,000円、16 SECOND DIGITAL DELAY が 35,000円(どちらもLOOP)、POG2 が 25,000円(楽器買取Qsic)でした。ピッチ系やデジタルディレイは、小型ペダルより査定が高く出やすい分野です。詳しくは Electro-Harmonixの買取相場・Big Muff を見てください。

Line6:マルチは機種ごとに価格帯が分かれる

Line6 は単体ペダルよりも、マルチエフェクターの買取額が目立ちます。

  • HELIX Floor:91,000円
  • HELIX LT:70,000円
  • HX Stomp:45,000円
  • DL4 MKII:24,000円
  • M13 Stompbox Modeler:13,000円
  • POD HD500:11,000円

出典はすべて楽器買取Qsicです。現行の HELIX 系と、旧世代の POD HD500 の間には、8倍以上の開きがあります。

HX Stomp は 45,000円ですが、画面つきの上位ボックス HX Stomp XL は 53,000円でした。小型のモデルと見て低く見積もると、実際の相場とずれます。型番を正確に控えてから相場を調べる習慣が、いちばん確実です。

tc electronic:定番の小型ペダルと、別格の2290

tc electronic の相場は、1万円前後の小型ペダルが中心です。

  • Flashback 2:12,000円
  • Hall of Fame 2 Reverb:10,500円
  • Ditto X4 Looper:15,500円
  • PLETHORA X5:35,000円
  • PolyTune 3:5,600円

出典はいずれも楽器買取Qsicです。例外が 2290 で、Five G の掲載は 55,000円でした。ラックタイプのデジタルディレイで、ペダルとは別の需要があります。同じ tc electronic でも、ペダルとラック機材では査定の物差しが違います。

相場が割れる3つの理由

ここまでの数字から、価格差の原因は次の3つに絞れます。

  1. 世代:スクリプトロゴ、Army Green のように、特定の世代だけが高い
  2. 種類:Line6 の HELIX のように、マルチは単体ペダルより高い
  3. 業者:Distortion+ Script の 55,000円と 47,000円のように、業者で変わる

収集データの数字は、あくまで各業者の掲載値です。実際の査定額は、傷、動作、付属品で上下します。ランクの見方は 楽器買取の状態ランク(A/B+/B/C)の違い を、上限価格の読み方は 楽器買取の『上限価格』の読み方 を参考にしてください。

売る前に手元で確認する4項目

査定に出す前に、次の4つをそろえておくと見積もりが安定します。

  1. 型番と製造年(裏面のシールや底面の刻印)
  2. ロゴの種類(スクリプトか現行か)
  3. 元箱、取扱説明書、ACアダプターの有無
  4. 動作確認(ノイズ、スイッチの接触、電池ボックスの腐食)

付属品の有無と、古いモデルの刻印は、査定額に直結する情報です。準備の全体像は 楽器を高く売る準備と売り時・査定前の確認 に載せています。

当サイト「楽器相場ドットコム」は、こうした出典つきの相場を中立の立場で集めています。まずは手元の型番で相場の目安を知り、納得してから売る時期を決めてください。

よくある質問

Q. 古い MXR を見つけました。スクリプトロゴかどうかはどこで判断しますか。

筐体に印刷されたロゴの書体を確認します。筆記体風なら初期のスクリプトロゴの可能性があり、収集データでは Distortion+ Script が 55,000円と 47,000円、Dyna Comp Script が 35,000円と 34,500円でした。迷ったら、写真を撮って複数の業者に型番つきで見せてください。

Q. ビッグマフは小型のNANOでも高く売れますか。

収集データでは NANO BIG MUFF は 5,500円、LITTLE BIG MUFF は 4,500円でした。38,000円の BIG MUFF Army Green とは、世代と型の違いで大きく開いています。小型は数千円と見ておくのが現実的です。

Q. Line6 の HELIX はファームウェア更新をしてから売るべきですか。

更新の有無が相場に与える影響を示すデータは、今回の収集範囲にありません。初期化と、最新版への更新は、買い手が使い始めやすくなる準備として有効です。ただし査定額が上がる保証はないので、まず業者に確認してください。

Q. tc electronic の 2290 のようなラック機材も、ペダルと同じ業者でよいですか。

2290 の 55,000円は Five G の掲載値で、ペダル中心の業者とは扱いが違う場合があります。ラック機材を扱う実績の有無を、問い合わせ時に聞いてください。ペダルと一括で出す前に、2290 だけ別に見積もりを取る方法もあります。

Q. 元箱がない場合、どのくらい下がりますか。

今回の収集データには、元箱の有無による差額を示す数字がありません。金額を断定できないため、箱の有無で何円変わるかは、業者の個別見積もりで確かめてください。

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